空気読み強制社会

「空気を読む」という言葉があります、ことさらにこれを口に出して言うようになったのはいつからなのか、はっきりとは分かりませんが、ここ10年以内で急に言われるようになりました。
これ自体はとても素晴らしい行為です。日本人の美徳とも言える、他社を尊重し、慮る奥ゆかしい性質の体現であるといえます。
ただ、それをわざわざ言葉に出し、あまつさえ他人にそれを強要したり、配慮不足をわざわざあげつらって人前で糾弾するという行為は、品性に欠けていると言わざるを得ません。
にも関わらず、「空気を読む」という行為を至上のものとするかのように優先し、それを少しでも乱す者を炙り出してはこき下ろす、そんな浅ましい活動に勤しむ人間の多いこと。
それは、自分が心掛けるべきものではあっても、他人を縛るためのものではないというのに。

こういう世の中だからか、大学に通う一人息子が、お金が必要だったのに私たち両親に相談することが出来ずに学生ローンを利用していいたのです。ローン自体が私はあまりいいものだと思っていないので、お金が必要ならば私に相談してくれればよかったのになとは思います。学生ローンを利用されるぐらいならば、私が出していたのに。

まあ、私たちがそんなに楽な生活をしていなくてピリピリしていたというところの空気を読んだのかもしれませんけどね。

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